土室
ロクロ場
ロクロ作業
乾燥中
灯油の窯
焼き上がり
粘土の保管場所です。乾燥させないように水気たっぷり。土が入っている部分は地面より下です。
電動ろくろを設置し、その周囲を囲った箱状の台、これを「ロクロ場」と呼んでます。
ロクロを引く作業を「水引き」と言います。水を手につけながらの作業だからでしょうね。
庭で生乾きの生地に白い「化粧土」をかけます。すぐ乾かさないと崩れてしまうので、晴れた日限定の作業です。
生化粧が程良く落ち着いたら、茶色く見える「黒化粧」で絵を描きます。更にそれが落ち着くのを待って、線を掻き落とします
窯いっぱいに作品が出来るまで乾燥しながら待機中。
一回低温(800度)で素焼きをします。水にぬれても崩れなくなります。植木鉢のような質感です。
絵を描いたり、絵具を置いたりした後、全体に釉をかけます。底面をきれいにふき取って窯づめします。
ここに映っているのは無地の素焼き生地に「ベンガラ」で絵を描いたもの。この後に釉をかけます
今度は高温(1200度)で本焼きをします。24時間では終わらない事もあります。
・・・寝てたってこんニャに暑いのにわざわざ火を焚くなんて、かーちゃんはお馬鹿だと思う・・・
一晩中、ゴーゴーと音をあげて火を噴き続けます。がんばれバーナー!
本焼き後の窯の中です。窯出し中の作品たち。良作が取れれば喜び、没作品が多いと落ち込みます。
絵付けの画像の作品、焼き上がるとこんな感じになります。
新聞折り込みチラシに個展の案内が出る頃には、作品の荷づくりに追われています。そこの猫の手、貸してくれ・・